「私のまちで東京ストリートカウント 2024秋
おなじ月の下を歩く」参加募集を開始しました!!
◆「私のまちで東京ストリートカウント 2024秋 おなじ月の下を歩く」とは
本企画は、多くの市民が同じ夜に、それぞれの暮らすまち、地元駅や公園を歩いて実施する、市民参加型の夜間路上実態調査です。市民一人ひとりが「私のまち」にいるホームレスの人や行き場のない人に出会い、その記録や感じた想いをオンラインにより参加者間で共有します。見守りのまなざしで深夜の自分のまちを見ること、そして他の多くの参加者と共に都市全体を見守ることを目的としています。
パンデミックを端緒に3年前の夏から実施している「私のまちで東京ストリートカウント」では、繁華街や目立つ駅の周辺だけでなく、私たちが日常を過ごしている住宅街などにも、深夜に行き場のない人が点在していることが分かりました。市民がそれぞれの自分のまちを知ることの意義と、大勢の市民で都市を見守ることの重要さを感じました。
私たちそれぞれのまちの中で、昼に子供たちの遊んでいる公園に、夜ひっそりと寝ている人がいるかもしれません。いつも暮らしている自分のまちの、いつもなら家の中にいる夜の時間の姿を、おなじ月の下で私たちと一緒に見守ってみませんか。
私たちはカウントという言葉に「数を数える」のみならず、「まちの一員として共にある」という意味を込めています。それぞれの「私のまち」を見守り、そして、歩いたときの風景や感じた想いを、別のまちを見守った多くの参加者と共有していただけたら幸いです。
◆開催概要
■日時:
9月20日(金)深夜(23:00~翌2:00の間) 1〜2時間程度
9月21日(土)深夜(23:00~翌2:00の間) 1〜2時間程度
※上記のうちご都合のよい日時を選択
■場所:
自宅のある地元駅周辺、近隣の公園など(東京以外の地域からもご参加いただけます)
詳細、及び参加登録はこちらから
「私のまちで東京ストリートカウント 2024冬
誰も寝ていないことを祈る」結果報告を公開しました!
ARCHは2024年1月19日(金)、20日(土)の深夜、「私のまちで東京ストリートカウント」を実施しました。本企画は「私のまちで東京ストリートカウント」では初となる、冬期の開催となりました。
昨年夏は調査した「私のまち」の約2/3で出会いがありましたが、今冬は二日目が全国的に雨天だったということもあり、それよりも少ないという結果になりました。それでも、約半数の「私のまち」で、冬の寒い深夜に何らかの心配な状態にある人が屋外にいることが確認されました。
調査結果を公表いたしましたので、ぜひご確認ください。
「私のまちで東京ストリートカウント 2024冬 誰も寝ていないことを祈る」結果報告
「私のまちで東京ストリートカウント2022夏
-知らなかった、に会いに行く」結果報告を公開しました!
ARCHは2022年8月5日/6日の深夜、「私のまちで東京ストリートカウント2022夏-知らなかった、に会いに行く」(私のまちストカン)を実施しました。本企画は、昨年に引き続き、新しい形式で実施した市民参加型の夜間路上ホームレス人口調査です。
昨年と同様、今回も一般の住宅街などで野宿状態にある人が数多くいることが確認されました。そのほか、行き場がなさそうな人や深夜のまちに居る中高生などの心配な状態にある人も確認されました。
調査結果を公開しましたので、ぜひご覧ください。
「私のまちで東京ストリートカウント2022夏-知らなかった、に会いに行く」結果報告
「パンデミックとオリンピック、東京の空の下で - ホームレスの人たちを支えた人々の記録2020-2021 - 」を公開しました!
ARCHは2021年8月、新型コロナウイルス感染症流行下のホームレス支援活動の変化と、緊急事態宣言下で実施されたオリンピック期間のホームレスの人々をめぐる状況を把握するため、都内支援団体を対象としたアンケート調査を実施しました。このたび、調査結果をまとめた報告書を公開したので、ぜひご覧ください。
調査主旨と報告書の主な項目はこちら
報告書(PDF)はこちら
「オリンピックストカン(7/23・8/8)」結果報告を公開しました!
2021年東京オリンピックの開会式(7/23)と閉会式(8/8)当日の深夜、ARCHのメンバー及び協力者が少人数のチームを結成し、都内の主要駅周辺で過ごすホームレスの方々の人口調査を行いました。その集計結果について公表いたしましたので、是非ご覧ください。
「私のまちで東京ストリートカウント2021夏
-本当に大切なものを探しに行く」結果報告を公開しました!
ARCHは2021年8月6日/7日の深夜、「私のまちで東京ストリートカウント2021夏-本当に大切なものを探しに行く」(私のまちストカン)を実施しました。本企画は、2020年春以来、パンデミックのため実施できなくなった「東京ストリートカウント」が大きく形を変え、今夏新たに生まれた、市民参加型の夜間路上ホームレス人口調査です。市民一人ひとりが同じ夜に、それぞれの暮らすまち、地元駅や公園を歩き、ホームレスの人、行き場のない人や孤立している人に出会い、その記録と感じたことをオンラインにより参加者間で共有する、という方法で実施しました。
私のまちストカンでは、私たちが日常を過ごしている一般の住宅街などにも、野宿状態にある人が数多くいることが確認されました。調査結果を公開しましたので、ぜひご覧ください。
「コロナ禍における都内路上生活者支援団体アンケート調査報告書」を公開しました!
ARCHでは昨年春の1回目の緊急事態宣言発令を受けて、2020年6-7月に、都内の民間団体による路上支援活動の状況把握を行いました。その調査報告書を公開いたしましたので、ぜひご覧ください。
報告書はこちら
2020冬 東京ストリートカウントの結果(東京都の調査との比較)を公表しました!
東京都による「令和2年冬期 路上生活者概数調査(1月実施)」の結果が7月22日に公表されました。この結果を受け、同時期に実施した「2020冬 東京ストリートカウント」の結果と都調査の結果との比較を以下の記事に掲載しましたので、ぜひご覧ください。
なお、2020冬 東京ストリートカウントの実施概要と集計結果(昨年との比較)はこちらからご覧いただけます。
2019夏・東京ストリートカウントの結果(東京都発表との比較)を公表しました!
東京都による「令和元年夏期 路上生活者概数調査(8月実施)」の結果が10月24日に公表されました。この結果を受け、同時期に実施した「2019夏・東京ストリートカウント」の結果と都調査の結果との比較を以下の記事で公表しています。
記事の中で「単なる数値の問題ではなく、そこに一人ひとりの人生があること、東京はそれをないことにしてしまう都市でいいのかということを、この都市に暮らすあらゆる人々と共に考えていきたい」と書かせていただきました。一端ではありますが、この記事を読んで東京のホームレス状態をめぐる現況を知り、一緒に考えていただければ幸いです。
なお、2019夏・東京ストリートカウントの実施概要と集計結果(昨年との比較)はこちらからご覧いただけます。
8月20日、日英国際シンポジウムを開催!!(※終了しました)
■登壇者:
Matt Peacock氏(With One Voiceディレクター)
Beth Knowles氏(元マンチェスター市長室ホームレス部局長)
稲葉剛氏(つくろい東京ファンド代表理事)
河西奈緒(ARCH共同代表)
8月17日、オープニング・アート・イベントを開催!(※終了しました)
(2019年4月)4月2日放送のNHK Eテレ「ハートネットTV」で、東京ストリートカウントやARCHの活動が取り上げられました!詳細はこちらから
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Our Vision
ARCH(アーチ)は研究・アドボカシー・キャンペーン活動を通して、ホームレス状態の解決に取り組み続ける優しい社会、優しい都市の実現を目指します。
路上で寝ている人がいても、皆が見て見ぬフリをして素通りしていく社会ではなく、皆がその人のことを気にかけ、支え合おうとする。
そういう社会は、そこに暮らす色々な人びと −家族で住んでいる人、独り暮らしの人、お年寄り、働き盛りの人、若者、子ども、障害を持っている人、お金持ちの人、生活に困っている人、友達の家やネットカフェを転々としている人、何年も野宿している人、…− 皆にとって優しく、多様性があり、また柔軟な強さを備えた社会なのではないか。こうした理念のもと、私たちは活動しています。
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What We Do
研究・情報発信活動
海外調査や国内のホームレス問題・支援の状況について研究・発信活動を行います。私たちは、学術者と現場ワーカーからなる組織である強みを活かし、ホームレス・セクターに数少ない研究機関(シンクタンク)としての役割を担いたいと考えます。
ネットワーキング活動
ホームレス支援に関わる行政機関や支援団体の訪問、それらの団体と協力したイベントの開催、プロボノワーカーへの協力要請、ホームレス問題に関心を持つ個人が活動に参加できる機会の創出などを通して、セクター内の団体や関心を持った様々な人たちのネットワーキングに努めます。
アドボカシー活動
研究に基づいた政策提言や行政の政策書に対するパブリックコメントを行います。また、正確なデータ収集やボランティアの参加促進により、社会にインパクトを与えるキャンペーン活動を実施します。